今年9月、伯母が亡くなりました。
会いに行く予定の日の、10日前のことでした。
子供の頃は毎月のように遊びに行き、
大人になっても毎年一緒に旅行をし、
私のことをとっても可愛がってくれた伯母。
小さいころ書いた絵や手紙も綺麗に保管してくれていました。
10年前に病に侵され、手の施しようがないと言われましたが、
運よく合う薬が見つかったり、新しい薬が開発されたりして、
随分長く一緒にいられることができました。
心残りは、最後にお礼を言うことができなかったこと。
でも、会えたとしても、こんな急変するとは思っていなかったので、
次の旅行の計画をしたり、世間話をして終わっていた気もします。
最近、お客様から勧められて読んだ本が、下記2冊。
◇「エンジェルフライト」佐々涼子
◇「人生論」トルストイ
生きること、死ぬこと、残されるということ、見送るということ。
人生について考える時間が多い数カ月でした。
伯父はというと、
最初は心配で、買い物に一緒に行ったり、
ちょくちょく電話したりしていましたが、
伯母が亡くなってから、飼っているネコちゃん4匹が、
朝のお散歩についてきてくれるようになったとのこと。
喫茶店に入っている間、外で待っててくれるそうです。