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◆らふぉんて通信5月号③チネイザン的優しい暮らし方◆

~らふぉんて通信5月号~ 2020‐5‐1

▽▲▽チネイザン的優しい暮らし方▽▲▽ Hiroko

~番外編~アーユルヴェーダ体験記~

 

AYUBOWAN!~「アーユーボーワン!」

スリランカでのアーユルヴェーダ体験記。トリートメントの続きです。

 

滞在期間中は、毎日、朝食後すぐに、ドクターやセラピストがいる別棟のアーユルヴェーダセンターに行き、まずはドクターから問診を受けます。その内容により、その日のトリートメントプログラムが最終決定され、お部屋に呼ばれたセラピストにその内容が伝えられます。私達本人にも、今日はこういうのをするよーと説明があります。

 

担当セラピストにいざなわれトリートメントルームに。施術ベッドには、セラピスト自身が用意してくれるお花と飲み薬、そして紙パンツ!が毎日欠かさずありました。

 

まずは、飲み薬はドリンクタイプを2種。これが薬草を煎じたような味で、ほんのり温かく、1つはほろ苦く、1つはちょっと酸っぱい味。美味しくないけど、セラピストに「ゆっくりでも全部飲んでね。」と毎日言われていました。

 

あと、もう一つ練り薬のような柔らかい粘土を丸めたような薬。決して嫌な味ではないけれど、進んで口にしたい食感と味ではありません。全て、体内の毒素をデトックスするのに内臓を整えるためだそうです。

 

薬タイム後、ガウンを脱ぎ紙パンツ一枚に着替え、ベッドにうつぶせに寝ます。セラピストの手によりアーユルヴェーダオイルを皮膚に塗布されながら、まずは背面からのマッサージです。ちなみにオイルは、良い香りのするものでなくなんだか土っぽいようななんとも不思議な香りです。

 

私を担当してくれたセラピストはとても上手で、たまに彼女がお休みの時は違うセラピストが担当してくれたのですがタッチの違いを実感させられました。この時、私も、ピラティスやチネイザンで皆さんに触れる時に、気持ちよくなるよう触れよう!もっと練習しなければ!と心にひしっと誓いました。タッチは、ゴリゴリでなく柔らかく包んでくれるようなタッチで、寝落ち寸前の気持ちよさ。

 

オイルを体に染みこませ溜まっていた毒素を排出しやすくするためにと聞いていたのを実感したのが、トイレです。途中、どうしても我慢できず…トリートメントが終わるまでに2回はトイレに行ったのでした。背面側に膀胱の経絡の経絡があるので納得です。背面が終わると今度は前面、大事なところ以外手指足指くまなく全身ほぐされました。

 

このアヴィヤンガという全身マッサージがまず基本で毎日必ず最初にありました。ここまでで、おおよそ90分くらいはかかります。そこから、日によって変わるトリートメントを受けます。ピンダスウェダという薬草などを布でくるんだハーブボールで背中をポンポンと軽く押しあてて発汗を促すものは、体がさらにポカポカします。ナディスウェダは別室で椅子に座った姿勢で背中にシャワーのようなもので細かい霧状のスチームを当てるもの。これを受けるとすべすべな感じに。

 

数日おきに、ウダワルタナといって、乾燥させた薬草を砕いてオイルと混ぜたものを全身に塗られるトリートメントもありました。このトリートメントは、すぐに洗い流さず、ガウンを着て、部屋に戻って2時間このままで過ごし、やっとシャワーで流せます。全身パックのようです。この間できることは、テラスでぼーっと外を眺めたり読書したりで、本当にのんびりと過ごしていました。

 

次回は、いよいよパンチャカルマについてです。

 

~おまけ~
私は、梅酢を3~4倍に水で希釈したものをスプレーボトルに入れて持ち歩いています。気になるときに、口の中にスプレー。梅酢の殺菌力で優しいセルフケアです。詳しく聞きたい方はお尋ねくださいね。

2020年5月12日 La fonteのこと